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【ドル円週間見通し】足元は米金融引き締め長期化をにらんだ展開の可能性も

・5月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧) S&Pグローバル5月ユーロ圏サービス業PMI 23日(火)午後5時発表予定
・予想は、55.5
 参考となる4月実績は56.2。ユーロ圏経済活動は4月に拡大ペースが加速。銀行セクター混乱に対しても景気見通しは底堅さを維持した。5月についてもまずまず順調となりそうだが、全体的には4月実績をやや下回る可能性がある。

○(米) S&Pグローバル5月サービス業PMI 23日(火)午後10時45分発表予定
・4月実績は53.6
 参考となる4月実績は53.6。サービス業の指数は好調。新規受注は引き続き順調。5月については新規受注が底堅さを維持しており、金利上昇の影響は一部にとどまっていることから、4月実績に近い水準となる可能性がある。

○(米)1-3月期国内総生産(GDP)改定値 25日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前期比年率+1.1%
 参考となる速報値では、個人消費と政府支出が順調だったが、設備投資は伸び悩み。外需の寄与度はプラス幅が縮小。改定値では一部項目で上方修正が予想されるものの、プラス幅が縮小する項目もあるとみられており、速報値と同水準の伸びにとどまる可能性がある。

○(米)4月PCEコア価格指数 26日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+4.5%
 参考となる3月実績は前年比+4.6%。サービス価格の上昇率は鈍化しつつあるが、家賃や賃金の上昇圧力がすみやかに弱まる状況ではないため、4月については3月実績に近い伸び率となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・22日(月):(日)3月機械受注
・23日(火):(欧)S&Pグローバル5月ユーロ圏総合PMI、(米)S&Pグローバル5月製造業PMI
・24日(水):(独)5月IFO企業景況感
・25日(木):(独)1-3月期GDP改定値
・26日(金):(英)4月小売売上高、(米)4月耐久財受注

【予想レンジ】
・136円00銭-141円00銭

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