昔は朝起きてテレビをつけていたが…
IT企業に勤務する40代女性・Bさんは、「以前は、朝出かける前、天気予報を見るためにテレビをつけていた」というが、いまはスマホをチェックする。
「テレビはありますが、実質的には配信番組を見るモニターと化しています。昔は朝起きて、準備する間になんとなく時刻を把握しておきたいのと、天気予報をチェックするためにテレビをつけていましたが、いまはスマホがあれば済む。時間も、スマホでアラームをセットしておけばOKです。
むしろ、テレビをつけているとうっかり見入ってしまって、遅刻しそうになることもあったので、最初からつけないほうがいいと思うようになりました」(Bさん)
もっとも、実家に帰ると70代の両親が常にテレビつけっぱなしにしている。Bさんがいう。
「特に見たい番組があるわけでもないのに、テレビをつけているんですよね。『面白い番組がないねー』と文句を言いつつ、他局に切り替え続けてつけっぱなし。基本的に寝るまで消すことがありません。情報を得る手段がすべてテレビで、しかも受動的に受け入れる生活なんです。つい最近も、『ニュース番組見てる? 見てないの? テレビ持ってないの?』と言われました」(Bさん)