スマホに慣れた世代はテレビで情報を得ない
30代、40代だけではない。不動産企業に勤める50代男性・Cさんも、「テレビはあまり見なくなった」という。
「小さい子供がいる家や、テレビを見ながら夕食をとるような家だと、まだまだテレビを見ているのかもしれませんが、子供も家を出た今、『なんとなく見る』ものは、テレビではなくスマホになりました。ときどきYouTubeをザッピングする感じです。
たまにテレビをつけてみるんですが、ニュースはすでにスマホで見て知っているし、バラエティは見逃し配信で飛ばし見するぐらいがいい。テレビで情報を得なくなっているのは、若者というよりも、スマホに慣れた世代かどうか、ということもあるのでは」(Cさん)
若い世代のテレビ離れが指摘されるようになって久しいが、上の世代にもその流れは着実に到来してきているようだ。(了)