あなたのマイナカードは大丈夫か?チェックリスト
■「健康保険証」情報は病院やクリニックの端末でチェック
医療機関や薬局に設置されている専用端末にマイナカードをかざすと、氏名のみだが、簡易に情報を確認することができる。ただ、同姓同名の他人とひもづけられている可能性があるので、「マイナポータル」にログインし、《最新の健康保険証情報の確認》→《あなたの健康保険証情報》でも重ねて確認する。
マイナポータルや医療機関・薬局で他人のものが表示された場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルに電話をかけるか、加入している健康保険の保険者に問い合わせる。
■「年金情報」は年金事務所に問い合わせる
マイナンバーが年金情報とひもづけられているかは、日本年金機構が運営する「ねんきんネット」で確認できる。「マイナポータル」にログイン後、《年金記録・見込額を見る(ねんきんネット)》のボタンをクリックすると、すでに年金情報と連携されていれば、「ねんきんネット」のサイトに移動する。その先のページにある「使用者情報」欄に、自分の氏名や基礎年金番号が表示されていれば、正しくひもづけられているということ。操作に不安がある人は、近くの年金事務所に問い合わせるのが確実だ。
■「公金受取口座」はマイナポータルでチェック
健康保険証情報と同様、「マイナポータル」内にある《口座情報の登録・変更》ページで確認が可能。居住する市区町村によっては、公金受取口座の登録状況を確認できる支援端末を設置している場合がある。
政府は「公金受取の手続きがスムーズになる」と強調しているが、今後コロナ給付金のような各種給付金があるかは不透明で、かつ情報漏洩のリスクへの疑念の声もある。健康保険証とは異なり、口座情報はマイナンバーとのひもづけを解除することができるので、不安な人は解除を要検討。