母は私たちきょうだいに「やりたいことはブレずにやり続けろ」と言い続けてましたから、その教えを守って、仕事も店の手伝いも手を抜かずにやり続けているんだと思いますね。
哲朗は家族にとてもやさしくしてくれます。母は2011年に亡くなりましたが、生前は、毎年のように温泉に連れて行っていました。正月明けに実家に帰って来たときは、まだ小さかった私の娘たちとよく遊んでましたね。愛車のポルシェにも乗せてもらって喜んでましたよ。
よく、「兄弟仲がいいですね」と言われますが、普通だと思います。電話で話すのも用件だけだし、両親ともに亡くなっているので、最近はプライベートで帰ってくることもまずなくなりましたから。
横浜高島屋の催事は今年も中止が決まっていますが、来年は再開して、兄弟いっしょに売り場に立つのを楽しみにしています。哲朗の人気の度合いもそこでわかりますし、売り上げもアップしますからね(笑い)。
取材・文/山下和恵
※女性セブン2023年7月6日号