それでも悩むという人に対して、「保険相談室」代表の後田亨さんはこうアドバイスする。
「最終的な判断ポイントは“金額”です。例えば、100万円の貯金があるなら“がんと診断されたら100万円”という保険に入らなくていい。ネット生保の開示情報をみるだけでも、1日1万円の入院費用を受け取るために、1万8000円超の保険料を払う仕組みであることが見てとれます。保険をやめるかやめないか、入るか入らないかは、自分の年齢や家族などの状況ではなく、金額だけで考えればいいのです」
漠然とした「将来への不安」に惑わされず、冷静に必要かどうかを判断すれば、生活が大きく楽になるはずだ。
あらゆるものが値上がりし、先行きが不安ないまこそ、徹底的に見直そう。
※女性セブン2023年7月20日号