気まぐれなことには注意
景気ウォッチャー調査は、株式の先行指標として有効とされますが、気持ちを数値化したソフトデータなので、振れ幅も大きく気まぐれであることにも注意が必要です。たまたま調査期間中にネガティブなニュースがあれば悪くなりがちですし、その逆もまたあります。単月だけではなく、連続して数値やコメントの変化を追っていくことで、景気のうねりを感じられるようになります。日本株の個別株投資を行う人には、積極的にチェックしてほしい経済指標です。
《本日のまとめ》
・景気ウォッチャー調査は、株価の先行指標
・定点観測することで景気のうねりを先取りできる
【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」を主宰。本稿の関連動画がYouTubeにて公開中。