女性陣には色々な事情が…
Yさん(30代/女性)は、少々飲みすぎたばかりに恥ずかしい思いをする羽目になった。
「友達に誘われて、10人ぐらいのグループで花火大会に行ったんです。花火に名を借りた合コンですね。男性陣が場所取りをしてくれて、花火が始まる2時間ぐらい前から快調に飲み続けていたんですが、トイレが地獄でした。簡易トイレの前には信じられないぐらい長い行列が出来ていて、ようやく自分の番が来たものの、あまりに汚くて失神しそうになりました。
ようやく皆がいる場所に戻った時には花火は終わっており、仲間にはずっとトイレに並んでいたことをバカにされる始末。もう花火大会はコリゴリです」(Yさん)
Mさん(40代/女性)もトイレで酷い目にあった。
「私は花火は大好きなんですが、トイレが大問題。花火大会は人の数がスゴい上に、基本的に暗いじゃないですか。私は極度の方向音痴で、河川敷で行われる花火大会なんかだと、トイレで用を足した後に元の位置に戻れなくなってしまうんです。目印になるようなものもないし、周りは人でいっぱいだし、電話やLINEで『どこ?』と聞いても、相手だって説明しにくい。
誰かと一緒に行けばいいのですが、タイミングが合うとも限らないし、はぐれるのは怖いし、だからといって水分を摂らないのは暑いなか辛すぎるし……。トイレの隣に場所取りするしかないのかも」(Mさん)
Kさん(30代/女性)は浴衣で失敗をした。
「当時、好きな男性から花火大会に誘われ、気合を入れて浴衣を着て行ったんです。でも、猛烈な暑さで汗だくになり、メイクはボロボロ。さらに座ったり立ったりを繰り返しているうちに着崩れるし、トイレも大変だし……。おまけに、履きなれない下駄で足が痛くなって歩けなくなってしまい、終いにはコンビニでビーチサンダルを買いました。早く帰って浴衣から解放されたい一心で、気もそぞろ。男性は呆れてしまったのか、“それっきり”でした」(Kさん)