女子トイレのリアルとは？
男子トイレと女子トイレどちらがきれいか──。そう問われれば、「女性の方がきれい好き」というイメージから「女子トイレ」と回答する人も少なくないだろう。だが、当の女性たちに言わせれば、実際には汚れはもちろん、マナー違反も散見されるとのこと。男性からすれば“ベールに包まれた場所”で、いったい何が起こっているのか。女子トイレの使い方に一言もの申したい女性たちが口を開いた。
「すべてが個室」だから男子トイレよりゴミが多い？
トイレ清掃の経験がある50代女性・Aさんは、「私から言わせればどちらも汚い。女性も見えない所ではひどいですよ」と苦笑いする。ひどいあり様を目撃したことは数知れないという。
「便座に水滴がついていたり、便器回りに水たまりができていることも多々ありました。まだ清掃員として働いている当時の同僚は、『コロナ禍で、蓋を閉めてから流すことが推奨されるようになって、流し忘れも増えた』と言っていましたね。
トイレットペーパーの切れ端や使用済みマスクが床に散乱していることも珍しくありません。テイクアウトしたコーヒーやタピオカドリンクのカップ、弁当容器、ストッキングの包装などのゴミの放置も多かったですね。洗面台周りも水をまき散らしたように水浸し状態なのは日常茶飯事、長い髪の毛を放置、ファンデーションの粉で汚れていることも当たり前の光景です」（Aさん）
Aさんいわく、「女子トイレはすべてが個室ということもあり、“ゴミ”の散らかりようは男子トイレよりひどいのではないか」とのこと。
「特にサニタリーボックス周りはひどいですね。違うゴミを棄てられることもしょっちゅうです。自分の家では、そんなふうにゴミを撒き散らすことはしないと思うので、掃除する人の気持ちも考えてみてください」（Aさん）
