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「定期的に受け取りたい」「財産を残したい」「手間をかけたくない」「株主優待が欲しい」“タイプ別”銘柄選びのポイントと注目株30

投資スタイル別に銘柄選びのポイントを紹介(イメージ)

投資スタイル別に銘柄選びのポイントを紹介(イメージ)

 物価高や増税など家計の危機が続くなか、自らの暮らしをどう守り、豊かにしていくか。給料や年金だけでは心許ない。そこで選択肢となるのが「投資」だ。王道の株式投資は「投資家個人の性格や目的によって、スタイルが大きく変わる」と専門家は言う。6タイプを想定し、それぞれの銘柄選びのポイントを聞いた。

 マーケットバンク代表の岡山憲史氏が言う。

「たとえば『定期的にお金を受け取りたい人』は、保有株数に応じて年に1~2回得られる“配当金狙い”の投資がお勧めです。銘柄選びでは、業績が安定し、かつ配当利回りが3%を超える高配当株が基準になるでしょう」

 マーケットアナリストの平野憲一氏もこう言う。

「大きな利益を狙う投資には元本割れのリスクが伴うので投資初心者は手を出しにくい。株投資で比較的安心なローリスク・ミドルリターンを狙うなら、一流企業の高配当銘柄がお勧めです」

 その具体的な銘柄として両者が共に挙げたのが、中堅ゼネコンの奥村組とJT(日本たばこ産業)だ。平野氏が言う。

「奥村組は災害大国・日本に欠かせない免震技術や土木工事に強みを持ち、今期は前期比2円増の225円の配当を予想。配当利回りも5%超と高めです。また、国内たばこ産業が低調なJTですが、英国やイタリアでは電子たばこの売り上げが好調。配当利回りも6%超と高く、注目です」

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