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【歓迎?それとも迷惑?】スラムダンク、ぼざろ、ラブライブ…人気アニメ「聖地」の地元住民たちの本音 一部ファンのマナーに苦言も

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』ホームページでは、「作中モデル地への訪問に関して」と題して、日本語、英語、中国語での注意喚起を行っている(公式サイトより)

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』ホームページでは、「作中モデル地への訪問に関して」と題して、日本語、英語、中国語での注意喚起を行っている(公式サイトより)

公式サイトが注意喚起も

 住宅地が聖地になる例はほかにもある。最近の作品では人気アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』(通称ぼざろ)もそうだ。作中で東京・下北沢のライブハウスや公園などが登場する。下北沢近隣に住む60代男性・Bさんは、昨年から多くのファンを見かけるようになったという。

「去年の秋くらいからでしょうか。下北沢の道はただでさえ狭いのに、複数人で広がって歩く人をよく見かけるようになりました。しかも歩くのが遅いのでイライラします。2人組くらいならまだしも、6~7人のグループで行動し、熱心に撮影していている人もいました。それだけでも迷惑なのに、盛り上がっていてうるさい。ライブハウス周辺の飲食店や公園が作品ファンの聖地になっているんですね。『来ないでくれ』とは言いませんが、住宅地なのに観光地に遊びに行くような感覚はやめてほしいです」

 こうした一部のファンの態度を重く見たのだろう。アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』公式サイトは、聖地巡礼に対して、今年1月と5月に注意喚起する事態となっている。

 公式は「現地を訪問される方は、ライブハウス、お店、近隣住民の皆様や地域へご迷惑にならないよう配慮いただけますようお願い申し上げます」などとアナウンスし、マナーの徹底を呼びかけている。

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