住まい・不動産

誰もが憧れる「鎌倉住まい」 住むには覚悟が必要?

観光地・鎌倉の住み心地は?

観光地・鎌倉の住み心地は?

 街を行く人に尋ねてみれば、きっと誰しも住んでみたい街があるはず。けれども理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は、SUUMOが行った「住みたい街ランキング 2017」で14位にランクインした「鎌倉」(神奈川県鎌倉市)について、ライターの金子則男氏が解説する。

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 日本人なら知らない人はいないであろう街・鎌倉。観光地というイメージが強い鎌倉ですが、住む街としても大変人気が高くなっています。

 付近には鶴岡八幡宮、長谷の大仏、銭洗弁財天、建長寺、竹林で有名な報国寺、あじさいの名所・明月院など、歴史を感じられるスポットが点在。鶴岡八幡宮に向けてのびる参道の「段葛」は、長い間続いていた改修工事が終わり、歩きやすくなりました。また、段葛に並行する小町通りには、お土産物屋や飲食店が立ち並び、多くの観光客で常ににぎわっています。

 一方で、駅から数百メートル歩けば、由比が浜と材木座の2つの海岸があり、マリンスポーツも楽しめます。都心部からもっとも近い海水浴場は、恐らくこちら。早朝にマリンスポーツを楽しんでから出勤するといった夢のような生活を送ることも可能です。「鎌倉」というブランド力は相当なもの。「鎌倉に住んでいます」と言えば、まず間違いなく羨望の目で見られることでしょう。

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