「貯蓄はダイエットと同じ。無理せず、とにかく続けることが大切です。目安として、収入の6分の1、つまり17%弱が先取り貯蓄の目安です」(横山さん)
そうして、半年ほど生活できる分のお金が貯まったら、それ以降は運用して、お金を増やすのがいい。
「運用益にかかる税金をゼロにできる非課税制度『iDeCo』や『つみたてNISA』、2024年から始まる『新NISA』での運用や、購入してから1年間は換金ができない『個人向け国債』などもおすすめです」(頼藤さん)
「住居費は削れない」「保険は必要」「スマホは大手キャリアじゃないとダメ」といった固定観念にとらわれず、自分と家族にとって本当に必要なものは何かを明確にすること。「正しい節約」で、まだまだ続く値上げラッシュを迎え撃とう。
※女性セブン2023年8月31日号