お金の心配が尽きないこのご時世、特に子供がいる世帯は、急な出費に頭を悩ます人も少なくないのではないだろうか。現在は看護師から個人事業主となり家計を支えている時短節約家のくぅちゃんさん(41才)は、同世代の夫、中学2年生の長男、小学5年生の次男の4人暮らし。子育てに追われる中でも、さまざまな工夫で月19万円の節約を実現しているという。くぅちゃんさんが実践する家計のやりくり術とは。
まずは浪費思考を切り替えた
「独身時代から“欲しいものをがまんするのはカッコ悪い”“お金が足りないなら働けばいい”という考え方だったので、結婚・出産後、仕事ができなくなり、欲しいものが買えない状況にストレスを感じました」
とは、時短節約家のくぅちゃんさんだ。子供が小さいうちは働けず、収入が増えない。それならと考え方を改め、6年前から節約を始めたという。
まずはやはり、固定費の見直しからトライ。夫婦と長男のスマホは大手キャリアから格安SIMに乗り換えて月約4万円の節約。電気とガスは東京ガス系の新ブランド「ヒナタオエナジー」にセットで乗り換えて年間1万円以上のダウンに。
「子供の習い事や入会していたファンクラブ、使っていないクレカや休眠口座など、いまは必要ないものをどんどんそぎ落としました」(くぅちゃんさん・以下同)