世界各国の株式市場が「トランプ相場」に沸いている。これは日本にも波及し、年央に停滞した日経平均株価は年初来最高値を超え続けた。現在の日本の株価はその実力に比べて割安と海外の投資家が判断していることもあり、まだまだ株価上昇が期待できる状況だ。
では、日本の株価はどこまで上がるのか。かつてのバブル経済期、日経平均株価は1987年の大発会(1月5日)の1万8820円に始まり、1989年の大納会(12月29日)に3万8957円の最高値を付けた。
「現在の株価水準はバブル期の始まり値に近い。本格的な株価上昇はスタートしたばかり」
そう見るのはマーケットバンク代表の岡山憲史氏だ。