年末の大掃除をしたりすると、意外にかさばってくるのが衣類の数々。年末年始のセールでせっかく新しい洋服を買っても、しまう場所に困ってしまったり、気づくとまったく着ていなかった服がタンスの肥やしになっていたり……なんてことは、どこの家庭でも頭を悩ますところだろう。
ただ捨ててしまうのも、なんとなくもったいないし、どうにかうまく処分する方法はないものか。節約アドバイザーの丸山晴美さん(ファイナンシャルプランナー)に衣類の賢い処分方法を聞いた。
リサイクルショップやフリマアプリで売る
まず手っ取り早いのが、リサイクルショップに持ち込むこと。しかし、グラムでいくらといった方法でまとめて買い取ってしまうお店もあるため、ブランドものやビンテージ品はその価値がわかるお店や専門店で売った方が良い値段がつく場合がある。そこで、あらかじめ選り分けておき、品物によって売る先を検討した方がよいだろう。
お店に持ち込むのが面倒だったりする場合は、インターネットを活用する手段も有効だ。
「メルカリやフリル、ラクマといったフリマアプリは、スマートフォンで写真を撮影して所定事項を入力するだけで簡単に売りたいものが出品できます。希望金額を設定できるので、モノによってはリサイクルショップに持ち込みよりも高く買い取ってもらえる場合もあります」(丸山さん、以下同)