「開催場所(全国の百貨店やショッピングセンター)や期間などが決まっているので、事前にホームページで確認しておくのがよいでしょう。また、集めた服はリユース(衣料品の再利用)となり、衣類を必要としている方の手に渡るので、洗濯はもちろんのこと破れやシミ、毛玉などが少ないものを持っていくようにしたいですね」
古着回収サービスで社会貢献も
得をしたいわけではないが、衣類をただ捨てるのはもったいない、という人に試してもらいたいのが、社会貢献にもつながる古着の回収サービス。
「無印良品」では、同店で購入したタオルやカバー類、子供服といった繊維製品全般(下着、くつ下を除く)を回収。回収品はバイオエタノールなどにリサイクルしたり、一部の製品は染め直し加工のうえ、「ReMUJI」として再販売される。
また、「ユニクロ」では、ユニクロもしくはGU(ジーユー)で購入した全商品を回収している。回収した衣類は世界中の服を必要としている人に届けるための活動に利用されるので、洗濯したものを持っていきたい。
「赤すぐnet」では、古着を箱に詰めて送ると、開発途上国の子供に「ポリオワクチン」が届く「古着deワクチン」という活動をしている。送った衣類は開発途上国に安価で輸出販売され、送った人は「赤すぐ」で使える1000円分のクーポンがもらえる。