投資

【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩みか FOMCの政策金利発表は据え置きの公算

・9月18日-22日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)FOMC会合 20日(水)日本時間21日午前3時結果判明
・予想は、政策金利の据え置き
 前回の会合後に公表された声明では「金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」との見解が提示された。累積的な金融引き締めが経済と金融の動向に一定の影響を及ぼしていることから、
今回は金利据え置きが妥当な選択か。

○(英)英中央銀行政策金利発表 21日(木)午後8時発表予定
・予想は、0.25ポイントの利上げ
 英中央銀行金融政策委員会(MPC)のマン委員は「利上げ停止は時期尚早」との見方を伝えているが、早急な追加利上げについて慎重な意見も出ている。英国経済の減速懸念は消えていないことから、金利据え置きの可能性は残されている。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 22日(金)政策決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 日本銀行の植田総裁は2%の物価安定目標の実現が見通せるタイミングでマイナス金利政策を解除する可能性があるとの見方を伝えたが、これまでのところ、そのような状態に至っていないため、今回の決定会合では金融政策の現状維持が決まる見込み。

○(米)9月サービス業PMI 22日(金)午後10時45分発表予定
・8月実績は50.5
 参考となる8月実績は50.5と市場予想を下回った。新規受注の減少が主な要因。9月については大幅な改善は期待できないため、前回並みの水準にとどまる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・19日(火):(米)8月住宅着工件数
・20日(水):(日)8月貿易収支、
・21日(木):(NZ)4-6月期国内総生産、(スイス)スイス中央銀行政策金利発表
・22日(金):(日)8月全国消費者物価コア指数、(欧)9月ユーロ圏製造業PMI

【予想レンジ】
・145円00銭-150円00銭

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。