NISA口座で買われている米国株トップ20
新NISAの成長投資枠では日本株のみならず、外国株も購入できる。外国株の中で最も身近なのが「米国株」だ。世界最大の経済大国である米国で取引されている株式で、ここ数年で一気に日本の個人投資家が増えている。
「グーグルの持株会社でYouTube動画サービスの『アルファベット』、世界最大級の通販サービスを提供する『アマゾン・ドットコム』、フェイスブックやインスタグラムを提供する『メタ・プラットフォームズ』(旧フェイスブック)、iPhoneを製造する『アップル』、エクセルやワードなどOffice製品で有名な『マイクロソフト』など、私たち日本人が使っている主なサービスはほぼ米国製といっても過言ではありません。この5社の頭文字をとって、通称『GAFAM』(ガーファム)と呼ばれます。
これら銘柄の株価は長期的にわたり堅調に推移しており、多くの海外投資家や日本人投資家が売買してきました。もしもこれら銘柄に早いうちから投資をしていたら、大きな利益を得ることができたはずです。今後もこのような世界的な企業が米国株市場から続々と誕生するのではないでしょうか」
福島氏によると、NISA口座で買われている米国株は次のとおり。
「米国株トップ20の1位に輝いたのは『テスラ(TSLA)』です。今後のEV(電気自動車)産業を牽引していく企業であることと、代表のイーロン・マスク氏への絶大な期待が背景にあります。
そのほかでは、普段から利用しているサービスを提供する企業がランクインしています。7位は『マイクロソフト(MSFT)』、10位は『アップル(AAPL)』、14位は『アマゾン・ドットコム(AMZN)』が入っています。