コーヒーやラーメンなどのサイドメニュー、タッチパネルでのオーダーなど、今や回転寿司の常識となったメニューやシステムをいち早く導入したのが、くら寿司だ。消費者のニーズを掴み人気を集めているくら寿司だが、さらにお得かつ便利に利用するテクニックもあるという。
食欲に合わせて、シャリの大きさが選べる
自分の食欲に合わせて、シャリの量を変えることも可能。タッチパネルで、メニューにある「シャリハーフ」を選べば、料金とネタの大きさはそのままで、シャリを半分にできる。くら寿司広報部の辻明宏さんはこう話す。
「少食のかたやダイエット中のかた、お腹がいっぱいだけど、もう少しだけ食べたいというかたなどに好評です。シャリが小さいとネタがシャリに沿って丸まり小さく見えるため、時々ネタも小さいのでは?と指摘を受けますが、通常の大きさと変わりありません」
マイ箸持参で割引に
環境保全の取り組みの一環として、マイ箸持参で1人10円の値引きとなるキャンペーンが通年で行われている。4人家族全員持参なら40円引きだ。会計時に店員に申告しよう。
ビッくらポン!の歴史
子供が楽しそうに皿を回収ポケットに入れる様子をヒントに、2000年に開発・導入されたのがガチャシステムの「ビッくらポン!」。過去にはオリジナルグッズ以外に、現金が景品になったことも。2005年に初めて映画『釣りバカ日誌16』とのコラボレーション企画(以下、コラボ)を実施。その後人気アニメや映画を中心としたコラボグッズを展開、いまやくら寿司の代名詞ともいえる取り組みだ。
「コラボの場合1年ほど前から準備を始めます。特に人気が高かったのは、コロナの自粛期間明けに行った『鬼滅の刃』とのコラボですね」