「移り変わりの激しいコンビニ弁当の中で、セブン-イレブンの牛めしはほぼフルシーズン販売されているレギュラーメニュー。それだけ完成度が高く、支持されているということです。私もセブン-イレブンで弁当選びに迷ったときは、“安定の牛めし”をセレクトすることが多いです。なんといっても店舗数は圧倒的にセブン-イレブンが多いというのも強みです。
また、セブン-イレブンの牛めしが500円弱の価格で定番になっているということは、多くの消費者が牛丼に500円までは払えると感じている証拠でもある。吉野家が460円台にまで値上げした影響もあるでしょうし、今後ライバルである松屋やすき家も500円に近づいていく可能性は十分に考えられると思います」
ワンコイングルメが次々消えていく中で牛丼もそうなってしまう時代がすぐそこまで来ているのかもしれない。(了)