家計

【細野真宏氏の家計管理術】「スーパーで特売品を中心に買う」「毎月の携帯電話の請求書を確認」お金が貯まる習慣はどちらか

コロ:あ~、確かにWi-Fiのスイッチを入れ忘れてしまっていることはよくあるかも……。そうか! そんな状態にあることを気付かずにいると、普段のギガ数より多くギガを使うことになるから、料金が跳ね上がったりもしているのか。

細野氏:そういうことだね。まさに、キチンと家計管理をするために、家計簿に毎月の金額を書き出す習慣を身に付けておくだけで、自然と「あれ、今月はどうして急に高くなっているの?」という感じで変化に気付くことができるんだよ。

 そうすると、すぐに無駄の原因を発見できて、その無駄は最小の1か月だけで済み、それ以降はその無駄な金額を支払い続けるのを止めることができるんだ。

コロ:なるほどね。プランも変えていないから、金額は変わらないと思い込んでいたけれど、携帯電話の料金だけでもいろんな落とし穴があるんだね。しかも、それに気付かないままだと、1年たてば12倍もの無駄な金額を支払い続けることになってしまうのか……。これはキチンと月ごとにチェックしないと絶対にいけないものなんだね。

 そうだね。以上のように、実はAよりもBの方が、節約効果は意外と大きくなることが多いんだよ。

第2回につづく

家計のカリスマ講師・細野真宏さんがわかりやすく解説

家計のカリスマ講師・細野真宏さんがわかりやすく解説

【プロフィール】
細野真宏/経済ニュースをわかりやすく解説した“細野経済シリーズ”が、経済本で日本初のミリオンセラーとなり、ビジネス書のベストセラーランキングで「123週ベスト10入り」を記録。首相直轄の「社会保障国民会議」などの委員も務め、『家計ノート』が発売以来14年連続完売するなど家計管理のプロとしても活躍。シリーズ最新刊は『細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2024』。

※女性セブン2023年10月26日号

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