年齢を重ねるほど、「友達が100人いる」は自慢にならなくなる。
「生きていくうえで本当に必要なのは、3種類のソーシャルサポートを担ってくれる信頼できる知人。10人以下くらいに絞り込まれるのが自然です」
気をつけたいのが、そうした相手との距離感だ。
「ひとりになった後の生活において大切な関係ですから、密な関係になりすぎて喧嘩や口論になるのは避けたい。3種類の友人タイプそれぞれに3人ずつくらいいれば、1人に依存することなく適切な距離感でいられると思います」
男性の人間関係は会社や仕事ありきになりがちだが、最後は「本当に交流のある人」との関係こそ大事になりそうだ。
※週刊ポスト2023年10月27日・11月3日号