推定年俸1億円の2年契約は安いもの?
ファンにとって悲願の「アレ」を実現してくれた岡田監督の人気ぶりは、現場を見るとより実感される。ショップ店員が言う。
「近本(光司)選手、中野(拓夢)選手も人気ですが、岡田監督のグッズが売れています。今年は岡田監督の神采配で何度も勝利を重ね、CSでも名采配と言われている。その影響もあると思います」
岡田監督の就任による阪神の快進撃で、観客動員数は昨年より30万人増の291万人。CSファイナルステージは3試合で終わったが、1試合あたり2億円で計6億円とも言われる増収。日本シリーズではさらなる収益が見込まれる。そして、グッズ売り上げまで岡田監督が引っ張っている。岡田監督は推定年俸1億円の2年契約とされるが、その経済効果の“お釣り”は凄まじい。事実上GMを兼ねての推定年俸3億円で5年目だった巨人・原辰徳監督とは、比較するまでもなさそうだ。(了)
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