投資

【新NISAで資産形成】月1万円の積立投資シミュレーション 「40年で2000万円の利益」も可能性は十分ある

新NISAで長期積立投資するとどうなるか、シミュレーション(写真:イメージマート)

新NISAで長期積立投資するとどうなるか、シミュレーション(写真:イメージマート)

 2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)では、最大で1800万円の非課税枠で投資が可能になる。長期で積み立てを行う場合、実際にはどれぐらいのリターンが想定できるのか。新刊『新しいNISA かんたん最強のお金づくり』が話題のファイナンシャルプランナー・横田健一氏が解説する。

 * * *
 2024年から恒久化され、大幅に拡充される新しいNISAでは、従来のNISAとは異なり、非課税となる投資期間が無期限になります。30年、40年といった長期であっても非課税で投資が可能なのです。

 今回は、新しいNISAを活用して、長期的に資産形成していくと、いくら位になるのか、積立投資シミュレーションの結果をご紹介します。

非課税保有限度額1800万円を何年で使い切るか

 新しいNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠という2つの枠を両方同時に利用することが可能ですが、両枠合わせると一人あたり1800万円まで非課税での投資が可能です。

 ここで、仮に1800万円全額を毎月の積立投資で使い切るとしたら、積立額と積立期間がどのようになるか計算してみると、次のようになります。

毎月定額の積立投資で非課税保有限度額1800万円を使い切る場合

毎月定額の積立投資で非課税保有限度額1800万円を使い切る場合

 毎月3万円、年間36万円のペースで積立投資をするとしても、50年間継続することが可能です。20歳から始めても70歳になるまで可能ですので、十分すぎる期間と言えるでしょう。

次のページ:20年、30年、40年の長期積立シミュレーション

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。