穂乃花さんのもう一つの夢
そんな穂乃花さんだが、彼女には幼いころからの夢がある。
「私の母はテレビが大好きでした。特にニュース番組や情報番組が好きで、時間があればいつも見ていたんです。私は子供なのでよく分からないですが、一緒に見ていました。そうするうちに、自然とアナウンサーに憧れるようになりました。東東で手伝いをしている時に、祖父にも“アナウンサーになりたい”と話したことがあります。私がひどい人見知りだと知っている祖父は、“だったら、まずは地域の人に愛される人にならないと、全国で通用するアナウンサーにはなれないぞ”って言って笑ってました。たぶんここ(東東)で頑張れば地域の人に認められることができるぞって、私に暗示をかけていたのかもしれません(笑)」
お店の繁盛とアナウンサー。2つの夢を追う21歳の戦いは始まったばかりだ。
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