客が自分でゴミ箱へ、ゴミ箱がない場合はどんぶりの下皿に
このような客側の声が集まるなか、ラーメン店で働く人たちはどのような気持ちを抱いているのだろうか。都内のラーメン店で勤務する男性・Bさん(20代)は、このように話す。
「今回のティッシュの捨て方についての動画ですが、正直、善意の可能性もあるためあまりお客様を責める気にはなれません。たとえモザイクを入れていても、特定のお客様の姿を無断でSNSに載せて注意喚起をすることの是非を問う人もいるでしょう。
ただ、僕が働いていて困ると感じるのは、まだスープが残っているどんぶりのなかにティッシュを入れられることですね。スープをシンクに流す時に、ティッシュやナプキン、爪楊枝などが出てくると扱いに困ります。
とくにコロナ禍以降は、鼻をかんだティッシュなどの扱いにはより気を遣うようになったので、テーブルに直置きもやめて欲しいというのが本音です。できれば綺麗なティッシュに包んだうえで、下皿に置いてもらえればまだ助かります。僕が働いている店舗はゴミ箱があるので、そこに捨てていただければ一番です」(Bさん)
店舗側も客側も気持ちよくラーメンを楽しめるように、使い捨てティッシュの扱いには少々気を遣う必要がありそうだ。
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