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阪神日本一で小さなグッズ製造販売会社が大わらわ シャープ産業は「取材を受けている時間もありません」の嬉しい悲鳴

「おひとり様2点まで」でも品切れ状態に

「おひとり様2点まで」でも品切れ状態に

棚から商品が消えてはドカ積みに

 発売開始から数日後の平日午後に「ALPS」を覗いてみたが、日本一記念グッズ70アイテムのうち11アイテムは在庫なし。多くのグッズが入荷待ちとなっていた。店内は一方通行になっており、満員電車状態である。

 棚には〈1商品おひとり様2点まで〉の注意書きが。「日本一記念フェイスタオル」(1500円)と「タペストリータオル」(1980円)が各3種類あるが、商品が少なくなっているのを見て前を通る人が競うように同じ商品を2点ガゴに入れていく。しばらくすると空になった棚に大量に商品が積まれる。これが朝から晩まで繰り返されるのだ。

“限定商品が品薄”という意識から、棚に残り商品が少ないと飛ぶように売れることがわかっているのだろう。「作れば売れる」という状態がしばらく続きそうだ。

 近本光司、森下翔太、中野拓夢ら人気選手を凌ぐ人気なのが、岡田彰布監督の関連グッズだ。試合中に食べていることで有名になったパインアメだが、製菓会社とコラボした「パインアレ」(1320円)は常に品切れ状態。岡田監督の似顔絵入り「38年ぶりアレのアレへ!Tシャツ」(3500円)も人気商品のひとつだ。

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