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【宝くじ】“3億円当たったらしい”のデマで寄付を求める電話が殺到したケースも 高額当せんを伝えるのは「最小限の家族まで」

高額当せん者に渡される「【その日】から読む本」に書いてあること

高額当せん者に渡される「【その日】から読む本」に書いてあること

 過去に複数の高額当せん者からの相談を受けたファイナンシャルプランナー(FP)の高山一恵氏がアドバイスする。

「伝えるのは最小限の家族、親・配偶者・子までに留めるべきです。友人に言うと、たかられたり、“友人の友人”らを介した詐欺の被害にも遭いかねません。私の親戚からも高額当せん者が出ましたが、友人に伝えてしまい、様々な人物から投資話をもちかけられて、まんまと3000万円持っていかれました。

 一方で家族にも伝えずにいるとご自身が亡くなった後に大金が出てきて遺族が仰天し、相続をめぐって揉める可能性があります。遺言書を作成することでトラブルはある程度回避できますが、“私たちにも隠していたなんて“と複雑な想いを抱かせることになる」

 お金の使い途や税金対策のために、「税理士やFPに相談するのは問題ない」(高山氏)という。

※週刊ポスト2023年12月15日号

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