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【消えゆく年末の風物詩】カレンダーがタダでもらえなくなって寂しい人たち 「選び放題の時代もあったのに」「もう100均で十分」

2024年のカレンダー(写真:イメージマート)

2024年のカレンダー(写真:イメージマート)

カレンダーを買う時代になった

 金融機関勤務の40代女性・Bさんは、「お金を出してカレンダーを買う習慣がなかった」と明かす。

「昔は集まったカレンダーのなかから、どれがいいかみんなで選びたい放題でした。でもどんどんその数や量が少なくなり、あったとしても1か月1枚ではなく、2か月で1枚や12か月で1枚のような明らかに“制作コスト削減”を反映したカレンダーになってしまいました。

 確かにスマホでカレンダーは確認できるので、家にカレンダーは貼らなくてもいいんですが、仕事のデスクには欲しい。昨年、初めて卓上カレンダーを自腹で買いました。でも、元々カレンダーはタダでもらうものだという思いがあったので、あまりお金をかけたくない。日付がわかればいいだけなので、100円均一で買いました」

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