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「子育ては終わったはずなのに…」孫育てに疲弊する祖父母世代の嘆き “孫のために”という義務感がストレスに

孫コストを抑える五か条

孫コストを抑える五か条

“やらされている感”で次第にうつに

 まだまだ自分は元気だと思っていても、孫の体力には敵わない。精神科医の樺沢紫苑さんが言う。

「幼い子供はパワーがあるし、相手をするのは想像以上に体力を奪われます。友人との関係でも距離が近すぎると疲れてしまうことがありますが、子供や孫も同じ。いくらかわいくて助けてあげたいとしても、適度な距離感を保つ必要があるのです」

 頻繁に会うことで義務感が生じ、知らぬ間に精神的に追い込まれてしまう場合も。 「“孫のためにやらなければ”という義務感が出てくると、ストレスになってしまいます。自主的ではなく“やらされている感”を持ち始めたら、精神的な負担になっている証拠。放置すると気持ちがふさぎ込み、うつに近い状態になることもあります」(樺沢さん)

※女性セブン2024年1月1日号

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