冬物衣料&家電を売るなら12月いっぱい
売る先が決まったら、次は売るタイミングも考えよう。特に衣類や家電などの季節用品には売り時があり、オンタイムの3か月前からがおすすめだという。
「季節を先取りした方がいいですが、シーズンの真っ只中でも間に合います。たとえばコートや暖房器具なら12月末までOKです」(「スーパーセカンドストリート」大宮日進店店長・柴田大輔さん)
逆に、いまの時期に夏物を売りに来られてもすぐには店頭に並べられず、倉庫に保管することになるため、その分、買取価格は安くなるという。
VHSテープや古いゲームがお宝に!?
では、今後値上がりしそうなものには何があるのだろうか。リユース業界に詳しい木暮康雄さんに聞いた。
「ここ最近、ギターやレコードなど、音楽や映像にかかわる商品がリユース業界で注目を集めており、なかでも、映画のVHSテープが海外のオークションで高値で落札されました。
このとき売れたのは、未開封の『スーパーマン』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズ、『ロッキー』シリーズなど。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の『グーニーズ』(1985年)のVHSテープは約5万ドル(約750万円)で落札されました」(木暮さん・以下同)
古いゲームソフトも注目されており、1996年に発売された任天堂の『スーパーマリオ64』の新品は、約156万ドル(約2億1300万円)、北米で1987年にリリースされたファミコン向けソフト『ゼルダの伝説』は約87万ドル(約9600万円)で落札された。
「VHSテープやゲームソフトも骨董品として扱われつつあります。海外オークションでこういう実績ができると価値が高まりますから、状態がよければ新品ではなくても高く買い取ってもらえる可能性は大きいといえます」
かさばりがちなVHSやゲームソフトだが、もう少し寝かせておくのもアリかも?