フリマアプリ「メルカリ」の調査によると、日本の家庭に眠る“かくれ資産”の総額は推計約43兆7269億円。国民1人あたり平均約34万5000円の“かくれ資産”があるという。それらをフリマアプリで販売すれば、家計の足しにもなるはず。特に60代以上の女性が“かくれ資産”を最も多く保有しているというから、すぐにでも売れそうなものを探してみよう。
「ブランド品や宝飾品なら買取業者で高く買い取ってもらえますが、買取業者やリサイクルショップも値をつけないような、使いかけの化粧品や壊れた家電なども売れるのがメルカリなんです」
と話すのは、メルカリ物販コンサルタントの宇田川まなみさんだ(「」内以下同)。自分には不要品でも誰かにとっては“お宝”というわけだ。
「メルカリの活用に慣れるにはまず、売れる感覚を味わうことが大切。最初に売るものとしておすすめなのは、本・化粧品・家電です。これらは、商品のバーコードを読み取るだけで商品情報が商品名や説明欄に自動で表示されるので、あとは写真を撮って、商品の状態と発送方法を選んで値段をつけるだけ。最短10秒で出品できます」
本は参考書、ビジネス書、料理や園芸の本などが売れやすい。化粧品はサンプルなどもOK。まとめて出品するのがおすすめ。家電はジャンク品として出品すれば、壊れているものも出品可能だ。
では、どんなものが売れるのか? 女性セブン記者が実際にメルカリで売ったものを以下に公開。購入者とのやりとりでわかった「何でこんなものが売れるの?」の謎にもお答えします。
これぜ~んぶメルカリで売れました
【空容器はリサイクルの基本!】
お年賀の余りの空の茶筒をまとめて出品したら8個1000円で売れた! ディスプレーにしたり、詰め替えて再利用する人が多いようだ。ブランド品の空箱や酒の空瓶なども多く取引されている。
【ショップの袋類は人気が高い】
ファッションブランド「A.P.C.」の靴を買ったときに入っていた巾着袋が1400円に。ブランドショップのロゴ入り紙袋はよく売れるが、特に布製の袋は1枚1000~2000円で取引されている。