泡タイプの専用クリーナーでお手入れ
一方でお気に入りのスニーカーや、高価・貴重なスニーカーであれば、汚れを気にして手入れをする人も多いだろう。しかし、スニーカーを洗うのは簡単ではない。水洗いをすると、型崩れや色落ちの危険性もある。素材によって使用できる洗剤や洗い方も異なる。そもそも複数の素材を使っているスニーカーも多い。また、一旦水洗いをすると、乾かすのに時間がかかる。
神奈川県に住む会社員・Bさん(30代男性)は、大切なスニーカーを水洗いして、大失敗したことがあると振り返る。
「以前持っていた紫色のスエード素材のスニーカーがすごく気に入っていたんです。あとから限定モデルだったこともわかり、大切に履いていました。
ある時、汚れが気になってきたので水洗いをしようと思い立ちました。ネットで調べたらスエードのスニーカーは普通のシャンプーを使って洗えるとあったので、シャンプーで洗ったんです。
でも、洗い方がまずかったのか、紫色の部分が微妙に色落ちして、白いラインに色移りしてしまいました。どう見ても洗濯に失敗したことが明らかで、本当にショックでした。スニーカーは適当に洗ってはいけないと、そこで初めて知りました」
現在Bさんはスニーカー専用のクリーナーを入手し、それを使って手入れしている。
「私が使っているのは、泡状のスニーカー専用クリーナーです。ブラシに泡の洗剤をつけてそのままスニーカーをこすり、汚れが取れたら、タオルで拭き取るだけというタイプ。ものすごく簡単で重宝しています。手入れをするなら、専用の道具が必要だと痛感しています」(Bさん)