コンビニスイーツより高級感があって“おみやげ”としても重宝
シュークリームは、スーパーマーケットやコンビニでも買うことができるほど大衆的なスイーツだ。大きさなどによって価格の幅はあるが、多くが100円から180円程度である。
「ビアードパパの『パイシュークリーム』の199円という価格は、コンビニなどのシュークリームよりも数十円高いとはいえ、満足度的にはむしろ安く感じるくらいだと思いました。単純に大きさも十分ですし、クリームの量もコンビニのシュークリーム以上。何より、このサクサクとした生地はビアードパパでしか味わえないものなので、価格的には納得です」
前出の小浦氏も、ビアードパパの『パイシュークリーム』の199円という価格について、「コスパがいい」と話す。
「たとえばデパ地下でケーキを買うと、1カットで600円から800円くらいすることも珍しくない。家族4人分なら数千円かかります。でもビアードパパのシュークリームであれば、4個買っても1000円前後。コンビニスイーツより高級感もあるし、“おみやげ”としてのありがたさもあって、この価格は消費者にとってうれしいものです。駅などでフラッと寄って買うにもちょうどいい、絶妙な価格設定だと思いますね」(小浦氏)
ビアードパパでは毎月、期間限定の商品が発売される。それもまた大きな楽しみになっているようだ。
「期間限定の商品が売っているのを見るたびに『ちょっと食べてみようかな』と思わされてしまいます。基本的にはクリームのバリエーションなので、そこまで大きなハズレがないという安心感もまた、人気の秘密なのかもしれません」(小浦氏)
コンビニスイーツ以上のちょっとした贅沢として、ビアードパパのシュークリームの人気は今後も続いていきそうだ。(了)