次から次へと新しい商品が登場し、ブームが生まれるスイーツのなかで、長年にわたって定番であり続けているのがシュークリーム。そんなシュークリームの専門店で、安定の人気を誇るのが「ビアードパパの作りたて工房」(以下、ビアードパパ)だ。
1999年に1号店が誕生したビアードパパは、作りたてシュークリームを提供するのが最大の特徴。駅の構内やショッピングモールなどを中心に、フランチャイズも含めて国内に約250店舗を展開。国外にも約200店舗が出店されている。
メインの商品は199円の『パイシュークリーム』。そのほか定番商品としてパイ生地にクッキー生地がトッピングされた『クッキーシュー』(220円)、パイ生地をチョコレートでコーティングした『エクレアシュー』(230円)が販売されており、店頭には行列ができていることも珍しくない。
外食産業に詳しいライターの小浦大生氏も、ビアードパパのシュークリームの大ファンで、「駅構内にお店を見つけると、ついつい吸い寄せられてたくさん買ってしまう」と話す。ビアードパパの魅力は何なのか。マネーポストWEBの庶民派グルメ担当・記者Aが、実食レポートする。
サクサクとして食べごたえのあるパイ生地
今回記者Aが実食したのは、『パイシュークリーム』(199円)と、期間限定販売されている『パリブレスト』(220円)。
『パイシュークリーム』は、王道のパイ生地に特製カスタードクリームが詰められたスタンダードな商品。注文を受けてからパイ生地にクリームを詰め込んで提供される。
「パッと見た感じはごく普通のシュークリームですが、一口かじると、パイ生地がとてもサクサクしているのに驚きます。シュークリームというと、生地が柔らかいものも多いなか、このビアードパパのシュークリームは、生地にしっかり食べごたえがあります」(記者A・以下「」内同)