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【すい臓がんステージIV宣告】森永卓郎氏が息子に託した全財産リストが収められたUSBメモリー 亡き父の遺産相続での「地獄の手続き」を教訓に

新所沢駅から徒歩10分ほどの場所に立つ『森永卓郎B宝館』

新所沢駅から徒歩10分ほどの場所に立つ『森永卓郎B宝館』

 がんに気づいたきっかけは食欲不振だったという。闘病中の森永さんが、本誌・女性セブンの取材にこう語る。

「食欲が以前の半分ほどまで落ち、医師のすすめもあって11月に人間ドックを受診したら影が写っていたんです」

 その後、何度か検査を受けるも確定診断が出ず、セカンドオピニオンを受診した。お腹に水がたまる腹水の症状も出て、胃がんも疑われたが、結果的にすい臓がんという診断が下されたのだという。

 森永さんの知人らをさらに驚愕させたのが、見つかったがんが、すでに「ステージIV」だったことだ。

 一般的にすい臓がんは、初期の段階では自覚症状が出にくく、検査による早期発見も困難とされる。しかも、転移のスピードが速いため、見つかったときにはかなり進行している――というケースが多い。

「森永さん自身も元日のラジオで、すい臓がんのステージIVを告知されたとき、医師から『このまま何もしないで放っておくと、桜は見られないだろう。2か月くらいしかもたない』と“余命宣言”されたことを明かしました」(前出・森永さんの知人)

 森永さんは、がんに打ち克つ決意をこう語る。

「静かに過ごす手もあったんですけど、がんと闘うという決意をして、抗がん剤を打ち始めたところです。効くかどうかはまだわからない」

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