「最近の機種はスペックが複雑に感じる」
では、かつてMAXタイプを好んで打っていた人々は、ラッキートリガーの登場をどう考えているのか。
都内に住む自営業のAさん(40代男性)は、『CR牙狼』や『CR花の慶次』といった、2000年代後半に人気を博したMAXタイプを好んで打っていた一人だ。
「なかなか初当たりは引けないけど、一度確変に入って続いたときの『どこまで出るんだろう』というワクワク感がたまりませんでした。何万円入れても全然当たらないこともあったし、やっと確変に入れたのにすぐに終わって絶望したこともありましたが、『とりあえず確変引いて、連チャンしまくれば、巻き返せる』という期待感で打っていました」(Aさん)
そんなAさんは、かつてほどではないものの、今でも定期的にパチンコを楽しんでいる。ただしラッキートリガーについては、「そこまで興味がわかない」と話す。
「最近の機種は、僕にはスペックが複雑に感じるんです。昔のMAXタイプなら『確変に入れば、あとは終わるまで出続ける』といった感覚で、わかりやすかった。
でも、最近の機種はRUSHが複数種類あったり、演出も複雑だったりして、よくわからない部分も多い。ラッキートリガーについても、何がすごいのかまだあまり理解できていないので、MAXタイプを再現できると言われても、すぐに飛びつくような感じではありません。昔のMAXタイプくらいシンプルな作りだったら打つかもしれませんが、とりあえず様子見です」(Aさん)