サポーター向けの「年間視聴パス」のお得感は?
そんなDAZNだが、Jリーグのサポーター向けのディスカウントプランも存在している。
Jリーグでは各クラブのオンラインショップなどで、12か月間の視聴が可能となる『DAZN年間視聴パス』が数量限定で販売されている。2024年3月31日までの期間で販売されている『2024 DAZN年間視聴パス』は、年間プラン(一括払い)2万7000円で、通常の『DAZN STANDARD』よりも安くなっている。また、年間視聴パスには「クラブ別」と「Jリーグ共通」の2種類があり、視聴できるコンテンツは変わらないが、「クラブ別」の方は料金の一部がクラブの強化費用に充てられるという。
『DAZN年間視聴パス』は、月額に換算すると2250円。通常料金よりもかなり安いものだが、クラブ別の年間視聴パスは期間限定販売で、自分が応援しているクラブのパスを購入できなかったサポーターもいるはず。また、そもそも年間2万7000円という料金も、そのほかのサブスクサービスに比べれば、安いものではない。
また、サッカー日本代表の試合についても、DAZNのみでの放映となるケースも増えている。現在開催中のAFCアジアカップカタール大会で日本代表は、1次リーグと決勝トーナメントを合わせて、最大7試合を戦うこととなるが、そのうち3試合がDAZNのみでの放映となる。
また、2021年から2022年に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選のアウェイ戦は、すべてDAZNでの独占配信だった。本戦出場を決めた2022年3月24日のアウェイでのオーストラリア戦は、日本国内の地上波放送がなかったのだ。