時代劇の世界を体感できる殺陣
時代劇のアクションシーンで欠かせないのが殺陣。「特に、刀を使った殺陣はストレスを抱えた現代人におすすめです!」と言うのは、殺陣を習って5年目の東京都在住の主婦・れんさん(42才)。
「ドラマ『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)を見て、松平健さんが華麗な刀さばきで悪党どもを斬っていく姿に憧れて、習い始めました。人を斬るって究極の非日常なので、やってみると意外にストレス解消になるんです。講師の先生も実際にドラマや映画で活躍されている殺陣師なので、時代劇のちょっとした裏話を聞けるのも楽しいですよ」(れんさん)
歌舞伎好きには楽しい勘亭流書道
歌舞伎の看板や外題などで見る骨太で威勢のよい書体が「勘亭流」。勘亭流書道研究会では、実際に歌舞伎座で番付などを書いている講師が指導を行っている。習い始めて3年の東京都在住の主婦・みどりさん(50才)は、その魅力をこう語る。
「通常の書道と違う魅力を感じて入門しました。というのも、勘亭流の文字は、興行の大入りを願う縁起文字といわれています。歌舞伎好きの友人に勘亭流の文字で書いた名札などをプレゼントすると喜ばれるんですよ」
取材・文/廉屋友美乃 イラスト/亀川秀樹
※女性セブン2024年2月8日号
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