誰しも息抜きは必要。しかし何とかお金をかけずに余暇を楽しく過ごす方法はないものだろうか。40代の女性Yさんの趣味は書道だ。そのメリットは計り知れないという。
Yさんが書道を始めたのは小学1年生の頃のこと。最初は嫌々教室に通っていたYさんだったが、他の習いごとが続かなかったため、「1つぐらい何かを続けなさい」という親の教育方針により書道を続けた。それが、いつからか書道が楽しくなってきたのだという。Yさんが語る。
「小学4年生の時、ある大会に提出した作品で大きな賞をもらい、もう少し続けようかなと思いました。その後、学年が上がるにつれて段位もどんどんと上がっていき、自分が書いた文字が教室のお手本に載ったり、教室に貼り出されるようになったりして面白くなりました」
そのまま中学、高校を経て、今に至るまで書道を続けているYさん。今では自分が習っている流派で最高位の「師範」という肩書を持っている。そんな彼女は、人生の様々な局面で書道に助けられてきたという。