“卵のレギュラーポジション”を真ん中辺にする
PR代理店勤務の40代女性・Bさんは、「袋詰めはゲームのテトリスみたいで頭を使う」と嘆く。
「食材の配置は迷いながらなんとなくやっています。やわらかいものをつぶれないように、お惣菜を斜めにしないように気をつけています。野菜も丸いものや長いものもあって形状がバラバラ。キャベツや白菜は2分の1の4分の1もあって難しいですね……」
スーパーならサッカー台で時間をかけて袋詰めできるが、セルフレジではそうはいかない。Aさんは「後ろに待っている人のことを思うと焦ってしまうんです」と苦笑する。そこでルールを設定し、シンプルに考えることにしたという。
「飲み物と野菜で土台を作り、卵のパックを乗せて、肉や魚のパックという位置取りを基本にしました。とにかく重い・硬い・大きい物を先に入れればいいと思っています。卵をいつもかばってばかりで、その位置取りが決まらず、時間がかかっていました。
卵を一番上にしていたこともありますが、意外に卵は縦からの衝撃に耐えられるので、私は真ん中辺を“卵のレギュラーポジション“にしています。重いものがなければ、一番下にしています」(Bさん)
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