株式市場でいま最もホットなテーマの「半導体」関連
生成AIの台頭で需要が急増している「半導体」関連は、株式市場でいま最もホットなテーマ。
そんな半導体関連のなかでも、藤井、戸松の両氏が揃って注目するのがレーザーテック。創業家の内山洋氏が富豪ランキング18位に入った同社は、半導体製造に不可欠な欠陥検査装置で世界シェアを独占する。戸松氏が語る。
「半導体デバイスを製造する元となるガラス基板であるマスクブランクス欠陥検査装置では、世界シェアがなんと100%と他を圧倒しています」
藤井氏は「そのマスクブランクスで世界シェア8割のHOYA(元会長夫人・山中源子 44位)は、時価総額が6兆円超と大きいが、半導体バブルの本格的な到来はこの先であり、同社の成長もこんなものではない」と見る。
同じく半導体関連では、ローツェ(創業者・崎谷文雄 34位)も両氏が注目する。
「世界的な半導体工場に導入されるウエハやガラス基板などの搬送装置を製造し、生成AIの普及に伴って同社の業績を加速させるのは間違いない」(藤井氏)
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