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【「令和の大富豪」が経営】ニデック、レーザーテック、HOYA、カプコンなど…まだまだ成長期待の「伸びしろ長者企業」の注目ポイント

IPビジネスでの成長を期待される2社

 アニメやゲームといった日本が誇るコンテンツも要注目銘柄だ。戸松氏が言う。

「ゲーム大手のカプコン(大株主・辻本美之 77位)は、多数のヒットタイトルを創出し、人気IP(知的財産)の多面展開で収益源を幾重にも重ねて成長を続けている」

 藤井氏は円谷フィールズホールディングス(社長・山本英俊 78位)を挙げる。

「世界的な人気が高い『ウルトラマン』シリーズをはじめとする同社のIPビジネスは、今後も成長期待が高い」

 日本が誇る食文化にも目を向ける。

「『丸亀製麺』を展開するトリドールホールディングス(社長・粟田貴也 32位)はアジア、北米を中心にグローバル展開を進め、2028年3月期までに店舗数、売上高ともに2倍以上を目指しており、海外での成長がまだまだ見込めます」(藤井氏)

 新富豪を続々誕生させた株価上昇の波に乗るしかないか。

※週刊ポスト2024年3月8・15日号

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