投資

【ライフステージ別・新NISAとiDeCoの活用術】30~40代は10年以上先を見据えて運用、老後は「DIE WITH ZERO」を目指そう

 そして60代以降。新NISAでの資産運用は継続しつつ、今を楽しむためにお金を使っていこう。

 お金は使ってこそのもの。ヘッジファンドのマネージャーで映画のプロデューサーでもあるビル・パーキンス氏は「DIE WITH ZERO」を提唱している。これは、お金を使い切って死ぬということ。私もこの考え方に賛同している。

 若いときだからこそ、子どもが幼い頃だからこそ、健康だからこそ、今だからこそできることがある。年老いてどれだけ大金を持っていたとしても、時間を巻き戻すことはできない。

 老後への不安感がどの世代でも強く、老後資金に意識が向きがちだが、今を楽しみながらお金を使い、日々を充実させていったほうが人生は豊かだと思う。

【プロフィール】
頼藤太希(よりふじ・たいき):株式会社Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に創業。『はじめての新NISA & iDeCo』(成美堂出版)など、著書90冊で累計150万部。登録者1万6000人超のYouTube「Money&YouTV」を運営。現在発売中の『週刊ポストGOLD 新NISAで儲ける決定版』では、現役世代・シニア世代それぞれの出口戦略についても解説している。

※週刊ポストGOLD 新NISAで儲ける決定版より

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