シニア割の達人、オバ記者の「大休パス」活用術
シニア割の達人の「オバ記者」こと野原広子(67才)がオススメするのは大人の休日倶楽部パス、通称“大休(おときゅう)パス”だ。オバ記者は言う。
「JR東日本の新幹線も含む全線が5日間、乗り放題で1万8800円。普通なら新青森まで指定席料金込みで片道1万7460円だから、これでほぼ元が取れちゃう。あとは乗れば乗るほどプラスになるんだから、もう目の中は完全にお金マークよ。
で、おすすめは食料品、買い出しのひとり旅だね。心細い? だけどスーパーに買い物ってひとりで行くでしょ? そのワイド版だと思えばいい。必携は保冷バッグと大きなバッグかリュック。
で、まず向かうのは青森駅前のビル、アウガ地下一階の新鮮市場だ。北の海の“朝どれ”の魚はどれもため息が出るほど新鮮だから、これを持てるだけ買って日帰りする。翌日は新潟か秋田か、はたまた長野もいいな。こうして自宅の冷蔵庫は旅先の味覚で埋め尽くされるって、これ以上の旅の幸せってあるかしらと、私は思っているんだよね」
大人の休日倶楽部は、JR東日本やJR北海道、その他7つの鉄道会社線を乗り降り自由。「ミドル」(女性満50~59才/年会費2624円)と、「ジパング」(女性満60才以上/年会費は個人会員4364円)があり、乗車券はミドルが5%オフ、ジパングは30%オフとなる。(※4月1日からは満65才以上)
次回記事では、ホテルや温泉施設で利用できるシニア割プランを紹介します。
(第2回につづく)
※女性セブン2024年4月4日号