交通機関や宿泊施設、飲食店などでは、シニア向けの割引サービスというものがある。それを最大限に活用することで、お得なレジャーを楽しめる。今回は、シニア割の達人にお得な遊び方を教えてもらった。【全3回の第3回。第1回から読む】
遠くに行かずとも、近場で旅気分を味わえる方法はある。シニア割の達人に「1日1000円以上得する遊び方」を聞いてみよう。現在、年金暮らしをしているYouTuberのひょうきんバァみっちゃんだ。
「限られた金額の中で少しでも生活に潤いを持たせたくて、シニア割を使っていろいろなところに遊びに行っています。美術館や博物館、植物園、動物園はシニア割の適応施設が多くて、入場料が半額もしくは、無料というところが多いです。たとえば、東京の『上野動物園』は、65才以上なら一般料金(600円)の半額に。『国立西洋美術館』は65才以上の場合は、常設展(一般500円)が無料で見られます」(みっちゃん・以下同)
旅先で欠かせないのが、60才から使える、すかいらーくグループの「プラチナパスポート」だ。
「『ガスト』や『ジョナサン』で食事やテイクアウトをすると、合計金額から5%引いてもらえます。この2店に加え、『バーミヤン』や『夢庵』などでも使えますが、これらのお店は全国展開しているので、旅先でも活用できて便利。それに、60才以上の人が1人いれば、同行者5人までが5%引いてもらえるから、娘や孫からも『おばあちゃんがいると安くなって助かる』と言われています」