今後、上昇が期待できる投資環境が整っていくとすれば注目すべき銘柄は何か。投資のエキスパートたちはどんな基準で選び抜いているのか。
昨年11月からの上昇相場の中で、投資家の間で欠かせないキーワードがある。その筆頭格が「AI(人工知能)」だ。
連日のように新聞やビジネス誌などの経済面で取り上げられる自動車の自動運転はまさにその象徴。普及が広まるロボット掃除機なども代表的なAI商品だ。日本の自動車メーカーや電機メーカーは惜しみなく開発に資金を注ぎ込んでいる。
投資情報サイト「カブ知恵」代表の藤井英敏氏はこう語る。
「AI分野が無限大の可能性を秘めていることは言うまでもありませんが、加えて安倍政権が第4次産業革命の中核技術に掲げていることから、政策の全面バックアップを受けていることも大きなプラス材料です」
中でも藤井氏がAI関連銘柄の「本命」と見るのがメタップスだ。