家計

スタバのドリンクチケット「500円」「700円」の悩ましさ オーバーさせるか、アンダーさせるか、上限までカスタマイズするか

渋谷スクランブル交差点に面したビルにあるスタバから交差点を撮影する訪日観光客

渋谷スクランブル交差点に面したビルにあるスタバから交差点を撮影する訪日観光客

差額は絶対に払いたくない派

 チケットの料金をしっかり使い切りたいという人がいる一方で、その料金よりも安い商品を購入してもいいと考える人もいる。都内の商社に勤務するBさん(40代男性)は、家族同士でスタバのチケットを贈り合うのが習慣になっているという。

「結婚記念日に妻からプレゼントされたり、父の日に娘からプレゼントされたりしています。もちろん私の方からもお返しをするんですが、500円3枚セットをもらったときには、700円3枚セットで返すという感じで、私がお返しをする時だけは、より高いチケットを返すのが暗黙のルールになっています」(Bさん)

 そんなBさんは、500円チケットをもらった際、ほぼ毎回チャイティーラテのショートサイズ(480円)を購入している。

「そもそも500円のチケットは“タダ”でもらっているものなんだから、1円も余計に払いたくないんです。差額を払うという手間も省きたい。だから、絶対に500円以内の商品を頼むことにしています。

 個人的にチャイティーラテがすごく好きでよく飲みますが、トールサイズ(520円)の分量はいらない。ショートサイズがちょうどいいんですよね。500円を使い切るためにトールサイズを頼むという選択肢もあるけど、そこまでほしくないものに20円を払うことになるのは、逆に損をした気になるんですよ。自分が欲しいものが500円以内なんだから、それで十分なんです」(Bさん)

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