彼の「水でいいです」発言に幻滅
イタリアンレストランでのデートの際、ドリンク注文が原因で交際相手との関係が悪くなった経験があるのは、IT企業勤務のBさん(30代女性)だ。
「私はお酒をほとんど飲まないのですが、当時の交際相手はかなりお酒を飲む人だったんです。ただある日、2人で行ったイタリアンレストランで、店員さんにワインを勧められたのに、彼は『水でいいです』って言ったんです。
私がお酒を飲めないので気を遣わせてしまったのかと思ったら、『単純にお金がもったいない』って言うんです。本当にそうだったのかどうかわかりませんが、むしろ私が飲めないかわりに注文してほしかったんですけどね……。『水でいいです』という言葉が、なんとも空気が読めない感じで、正直幻滅してしまいました」
基本的にワンドリンクを頼む
お酒を飲めなくても「基本的にワンドリンクを頼むことにしている」というのは、自営業のCさん(40代男性)だ。
「ドリンクを頼まないのは、滞在時間が短い牛丼チェーン、定食店、ラーメン店。食事がメインだし、長居するわけでもないので、頼まなくても許されるだろうという気持ちです。
あと回転寿司店はお茶があるので頼まないですね。それ以外の飲食店では、大体ソフトドリンクかノンアルコールビールを注文します。滞在時間に応じた料金として、注文するという考えです」
飲食店のマナーは明文化されていないことが多いからこそ、客側が悩んでしまいがち。自分なりの基準をもっておくとラクなのかもしれない。(了)